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2016/08/06

ひじおりの灯2016

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大蔵村肘折温泉―人々の暮らしをあたためる湯が脈々と湧き出るこの土地に、10回目の「ひじおりの灯」が灯ります。肘折温泉が開湯1200年を迎えた2007年の夏からはじまった灯籠絵の展示会「ひじおりの灯」では、毎年雪解けの季節に作家たちが温泉街で滞在制作を行い、肘折の暮らしや自然、歴史などの物語を八角の灯籠に仕立て、夏の夜の温泉街で点灯しています。これまで200名以上が参加、描かれた255の情景は大蔵村の夏をうたう風物詩として、宵闇の温泉街をあたたかく照らしてきました。今年も旅館や商店、湯治部屋や旧郵便局舎といった趣のある会場を舞台に、卒業生有志らが描いた新作16作品を含む美しい灯籠絵44景が、湯治場の夏に浮かび上がります。光と闇のコラボレーション、“仙境霊湯”の絵物語を、ぐるりと回してお楽しみください。

 

肘折温泉×東北芸術工科大学
第10回灯籠絵展示会「ひじおりの灯2016」

会期:2016年8月6日[土]→8月28日[日]18:00~20:30(会期中無休)
会場:山形県最上郡大蔵村肘折温泉(温泉街、旧肘折郵便局舎、つたや金兵衛湯治部屋)

新作出品=浅野友理子、石原葉、金子富之、辛遊理、後藤拓朗、佐々木優衣、佐藤真衣、鳥潟由子、羽賀文佳、原田圭、久松知子、藤原美咲、古田和子、松澤幸治、山口裕子、美術科版画コース

ARTIST TALK 「肘折絵語り・夜語り」
2016年8月11日[木・祝「山の日」]19:30~21:00
肘折温泉街(集合:旧肘折郵便局舎前)/灯籠出品者×宮本武典(キュレーター)

主催=肘折地区、東北芸術工科大学
共催=大蔵村
企画=東北芸術工科大学地域連携推進室、ひじおりの灯実行委員会

関連リンク
肘折温泉郷HP:http://hijiori.jp/
ひじおり旅の手帖:http://hijiori.jp/tabi/
美術館大学センター「ひじおりの灯」Blog:http://blog.tuad.ac.jp/hijiori/
twitter:@hijiorinohi