news

2018/02/28

灯籠絵「ひじおりの灯」作品集制作記念展

59FEE1C7-3944-4BB2-BA0E-6136776938C3.jpeg

月山の麓、かつての火山噴火によって生まれたカルデラの底で、湯をあたため人々を迎える肘折温泉。ここは自然とともに生きる農業中心の暮らしにあわせて農閑期に骨休みをする、昔ながらの湯治場で、冬になれば、あたり一面はすっぽりと深い雪に包まれます。

 

このたび、東北芸術工科大学の卒業生有志で活動するひじおり編集部は、肘折の情景が描かれた灯籠絵「ひじおりの灯」に描かれた物語とプロジェクトのこれまでをまとめた一冊の本をつくりました。

 

本展覧会では、作品集の制作を記念し、完成したばかりの作品集およびそこに掲載された灯籠絵20作品を展示・点灯いたします。作家それぞれのまなざしが絵巻物のようにぐるりと広がる灯籠絵は、湯治場の夜とこの土地の物語をいきいきと映し出し、私たちをイメージの向こう側へと誘ってくれます。

 

この作品展が、肘折へのあらたな旅につながるように。みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。

 

会期:2018年3月8日[木]-18日[日]

時間:12:00〜19:00

会場:とんがりビル1F KUGURU/月曜休廊/入場無料

http://www.tongari-bldg.com/2064

 

出品作家:浅野友理子、大坪響、金子富之、草彅裕、鴻崎正武、坂本大三郎、佐藤真衣、立花泰香、田中望、鳥谷部恵里子、原田圭、日向かほり、藤原美咲、古田和子、三瀬夏之介、山口裕子、𠮷田勝信、若月公平

 

 

▶︎トークイベント

日時:3/10(土)16:30〜18:00

入場無料/予約不要

 

灯籠絵「ひじおりの灯」を描く人、照らす人を招き語らうクロストークは、灯籠に描かれた物語とそれぞれの語りから「ひじおりの灯」のこれまでとこれからをみんなで訪ね旅する集い。ぜひお誘いあわせのうえ、ご来場ください。

 

《トーカー》

柿崎雄一(肘折プロジェクト実行委員会/つたや肘折ホテル)、早坂隆一(ひじおりの灯実行委員会/そば処寿屋)、須藤和彦(カネヤマ商店)

山口裕子(日本画家)、古田和子(画家)

 

《ゲスト》

宮本武典(キュレーター)

 

 

会場:KUGURU/月曜休廊/入場無料

主催:ひじおり編集部

協力:ひじおりの灯実行委員会/東北芸術工科大学/akaoni

問合せ先:info.hijioriedit@gmail.com

 

助成:平成29年度やまがた若者チャレンジ応援事業助成事業