news

2019/02/19

「永遠と1/60秒」 古田和子×山増ちひろ

nishimura_chirashi_01.jpg

「永遠と1/60秒」

古田和子×山増ちひろ

2019年3月2日[土]→3月24日[日]

期間の〈土・日〉開催

旧西村写真館 山形市本町2-1-51

※駐車場はございませんので、周囲の有料駐車場をご利用ください。

開館時間|10:00〜16:00

入場無料

 

 

旧西村写真館(山形市本町)は、大正10年に建てられ平成7年に閉業するまで、73年間にわたり市井の人々の姿とその年月を収めてきた場所です。写真館としての役割を終えたあとも、廊下や待合室には人々を写した肖像が今も飾られ、撮影の背景としてキャンパスに描かれた油彩画や椅子、大きなフィルムカメラが当時の面影のままに残されています。

本展では、画家・古田和子と、陶芸家・山増ちひろが、かつてこの写真館で撮影された私的な肖像写真から生起された作品群を展示いたします。飾られた肖像写真を眺めたとき、そこに写る者のまなざしを感じ、お互いに見つめているという感覚を持ったという二人。その視線がたとえカメラを向けた過去に投げかけられたものであったとしても、写る者と見る者の間には「見る/見つめられる」という時間を超えたまなざしの交差があり、その視点に触れたとき、今流れている時間のなかにひっそりともう一つの異なる時間=生が立ち現れてきます。

写真を見る、その行為と時間のなかで二人が捉えた肖像は、自身の、そして見る者の記憶を揺り動かしながら、新たな時間(とき)を写し出していきます。

 

 

企画:西村写真館プロジェクト

宣伝美術:梅木駿佑(UMEKI DESIGN STUDIO)

編集・コーディネート:鈴木淑子

撮影:山田有香

助成:東北芸術工科大学校友会活動支援金

協力:旧西村写真館保存活用の会、小林和彦、山縣賢大

お問合せ:yama.to.dessin@gmail.com

nishimura_chirashi_02.jpg

2018/11/12

はまぐり堂アートプロジェクト 『魚のなきごえ』

蜿、逕ー蜥悟ュ申fish_furutakazuko_chirashi_omote.jpg

「あるとき、魚のなきごえをきいた

初めてきいたその声は、か細くも耳に残り、何気ない牡鹿の海がいつもと違ってみえた。」

 

石巻市牡鹿半島の「Cafeはまぐり堂・高見」に、山形の山の麓で動物や植物の絵を描く画家・古田和子と、静岡で原木椎茸を栽培しながらカフェを営む料理家・山梨友里江による、牡鹿の豊かな海や漁師からインスピレーションを得て生み出された作品を展示いたします。

第一弾は、これまで牡鹿半島に住まう鹿をモチーフに描いてきた画家・古田和子を招き、牡鹿の海で出会った生き物や、浜で暮らす人々から聞いた話をもとに描いた作品をご紹介します。

実際に海へ潜り、無数の微生物や魚たちのうごめくなかに身をゆだねた体験を、「海という大きな生き物の細胞の一部になったようだった」と語る古田。

牡鹿の海と直接的に繋がることでみえてきた、豊かさと畏敬の存在としての海を生き生きと描き出します。

 

------------------------

 

はまぐり堂アートプロジェクト

『魚のなきごえ』vol.1

古田和子展

 

会期|2018122日(日)ー1224日(月)

          期間中の〈土・日・月・祝日〉開催

時間|11:0016:00

会場|Cafeはまぐり堂・高見

           986-2353

           宮城県石巻市桃浦字蛤浜18

企画|一般社団法人 はまのね

協賛|牡鹿半島浜泊推進協議会

企画サポート|樋口雅子

編集|鈴木淑子

宣伝美術|梅木駿佑(UMEKI DESIGN STUDIO)

お問い合わせ|0225-90-2909

Webhttp://hamagurihama.com

 

 

 蜿、逕ー蜥悟ュ申fish_furutakazuko_chirashi_ura.jpg

2018/07/21

ひじおりの灯2018

hijiorinohi2018_official_img.jpg

形県最上郡大蔵村、肘折温泉。人びとの暮らしをあたためる湯が脈々と湧き出る山間の湯治場に、12年目の「ひじおりの灯」が灯ります。

肘折温泉開湯1200年の夏にはじまった灯籠絵展示会「ひじおりの灯」。

今夏も東北芸術工科大学の大学院生・卒業生ら8名の若手作家が温泉街で逗留制作を行い、湯治場の暮らしの情景や雄大な自然、古くから語り継がれてきた民話や信仰などの物語を八角の灯籠に仕立てました。作家それぞれのまなざしが絵巻のようにぐるりと広がる灯籠絵は、湯治場の夜とこの土地の物語をいきいきと映し出し、私たちをイメージの向こう側へと誘ってくれます。

湯治場と絵画のコラボレーション。

顔まであかりに照らされて、どうぞゆっくりとお楽しみください。

 

―――――――――

 

第12回灯籠絵展示会「ひじおりの灯2018」

会期|2018年 7月21日[土]→9月17日[月・祝]

会場|山形県最上郡大蔵村 肘折温泉(温泉街、湯治部屋ほか)

新作出品|

浅野友理子、伊藤眸、草彅裕、是恒さくら、春原直人、古田和子、山口裕子、𠮷田勝信(五十音順)

 

ARTIST TALK『肘折絵語り・夜語り』

 2018年8月18日(土)19:30~21:00 肘折温泉街(旧肘折郵便局舎前集合) 

新作灯籠の制作者によるトークイベント

灯籠制作者の解説を聞きながら灯籠鑑賞をお楽しみください。

 

●宿泊のご案内

肘折温泉に宿泊希望の方は、「肘折温泉郷」Webサイト(http://hijiori.jp/)をご利用ください。

 

●肘折温泉までのアクセス 

バス:JR新庄駅より「肘折温泉行き」で約50分。お車:新庄市から国道47号、国道458号で約40分。山形市から国道13号、県道31号、国道330号、国道458号で約100分。

 

●お問い合わせ

ひじおりの灯実行委員会(早坂隆一) Tel=090-2076-5698 E-mail=hijiorinohi@hijiori.jp

肘折温泉観光案内所 Tel=0233-76-2211

 

●関連リンク

Facebookページ https://www.facebook.com/hiijorinohi  

肘折温泉郷HP:http://hijiori.jp/

ひじおり旅の手帖:http://hijiori.jp/tabi/

twitter:@hijiorinohic912563d2a2234e61db4be33e2640aaa.jpg

hijihiji.jpg

2018/03/28

Small Works 2018

DM_表.jpg

昨年も参加したガレリア・グラフィカのグループ展に参加します。

小作品を2~3点出品予定です。

銀座にお越しの際はどうぞお立ち寄りください。

---------------------------

 

Small Works 2018 (平面・立体)

 

6回目となる本展は2016・17年ガレリア・グラフィカbisにて展示した作家41名による小品展です。

作家は個展では大きい作品を展示する場合が多いですが、実際に大作を購入し自宅で展示するのは難しいものです。

本展のコンセプトである「日常にアートを届けたい」をテーマに、

前回までと同様にサイズは30cm以内、価格は10万円以内としております。

お近くへお越しの際は是非ご高覧ください。

http://www.galleriagrafica.com/jp/exhibitions/2018/1806_small%20works.html

 

会期:6月18日(月)-30日(土)

時間:11:00-19:00 日曜休廊 最終日16時まで

会場:ガレリア・グラフィカbis

〒104-0061

東京都中央区銀座6-13-4銀座S2ビル

tel  03-5550-1335

fax  03-5550-1336

http://www.galleriagrafica.com

 

2018/02/28

灯籠絵「ひじおりの灯」作品集制作記念展

59FEE1C7-3944-4BB2-BA0E-6136776938C3.jpeg

月山の麓、かつての火山噴火によって生まれたカルデラの底で、湯をあたため人々を迎える肘折温泉。ここは自然とともに生きる農業中心の暮らしにあわせて農閑期に骨休みをする、昔ながらの湯治場で、冬になれば、あたり一面はすっぽりと深い雪に包まれます。

 

このたび、東北芸術工科大学の卒業生有志で活動するひじおり編集部は、肘折の情景が描かれた灯籠絵「ひじおりの灯」に描かれた物語とプロジェクトのこれまでをまとめた一冊の本をつくりました。

 

本展覧会では、作品集の制作を記念し、完成したばかりの作品集およびそこに掲載された灯籠絵20作品を展示・点灯いたします。作家それぞれのまなざしが絵巻物のようにぐるりと広がる灯籠絵は、湯治場の夜とこの土地の物語をいきいきと映し出し、私たちをイメージの向こう側へと誘ってくれます。

 

この作品展が、肘折へのあらたな旅につながるように。みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。

 

会期:2018年3月8日[木]-18日[日]

時間:12:00〜19:00

会場:とんがりビル1F KUGURU/月曜休廊/入場無料

http://www.tongari-bldg.com/2064

 

出品作家:浅野友理子、大坪響、金子富之、草彅裕、鴻崎正武、坂本大三郎、佐藤真衣、立花泰香、田中望、鳥谷部恵里子、原田圭、日向かほり、藤原美咲、古田和子、三瀬夏之介、山口裕子、𠮷田勝信、若月公平

 

 

▶︎トークイベント

日時:3/10(土)16:30〜18:00

入場無料/予約不要

 

灯籠絵「ひじおりの灯」を描く人、照らす人を招き語らうクロストークは、灯籠に描かれた物語とそれぞれの語りから「ひじおりの灯」のこれまでとこれからをみんなで訪ね旅する集い。ぜひお誘いあわせのうえ、ご来場ください。

 

《トーカー》

柿崎雄一(肘折プロジェクト実行委員会/つたや肘折ホテル)、早坂隆一(ひじおりの灯実行委員会/そば処寿屋)、須藤和彦(カネヤマ商店)

山口裕子(日本画家)、古田和子(画家)

 

《ゲスト》

宮本武典(キュレーター)

 

 

会場:KUGURU/月曜休廊/入場無料

主催:ひじおり編集部

協力:ひじおりの灯実行委員会/東北芸術工科大学/akaoni

問合せ先:info.hijioriedit@gmail.com

 

助成:平成29年度やまがた若者チャレンジ応援事業助成事業

1 2 3 4 5 6 7 8